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「経営戦略〉スティーブ・ジョブズがパワーポイントのスライドに

「190ポイントのフォント」を使った“戦略的な理由”」

https://gentosha-go.com/articles/-/54833

「人の心をとらえるミッションは、わずかな単語数で表現できることを知った。では、ミッション・ステートメントはどのぐらい短くすべきか? ジョブズの答えは、「190ポイントのフォントでパワーポイントのスライドにおさまる長さ」だ。ほとんどの人が、1枚のスライドに小さな文字で単語を詰めこみすぎている。カワサキを含むプレゼンテーションデザインの専門家は、30ポイントより小さい文字をスライドに載せてはいけないと断言する。 スティーブ・ジョブズは、そのはるか上を行った。30ポイントを優に超す大きなフォントを使ったのだ。なぜか? カワサキによれば、「大きな文字は読みやすいから。単純な話です」という。そうなのだ、読みやすいのだ。どんなによく練られたミッションでも、字が見えなければ何の意味もない。 ジョブズが大きなフォントを使ったのには、戦略的な理由もあった。自分自身に、より少ない単語で、要点を伝えることを強いるためだ。余計な単語を削ぎ落とすことで、残された文章に力が宿る。 1997年、スティーブ・ジョブズは会社の芯となるパーパスを明らかにしたミーティングで社員たちに、「自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えている」と語った。 その時のスライドに書かれていたのは、「Hereʼs to the crazy ones.(クレイジーな人たちに乾杯) 」たったこれだけだった。」

 

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